腹膜透析のご紹介
◎ 透析療法とは
糖尿病腎症が進行して腎臓の働きが正常の10%以下になると、排泄されない老廃物や毒素が血液中にたまって尿毒症となり、放置すると死に至ります。
このように充分に働けなくなった腎臓の状態を「腎不全」といい、腎臓の働きを助ける「人工透析」が必要となります。
◎ 腹膜透析とは
現在の主流は血液透析ですが、自宅で透析ができる「腹膜透析」のご紹介をさせていただきます。
腹膜透析は1950年代に開発された最も古い人工透析で、お腹の臓器を包んでいる薄い膜「腹膜」を介して血液中の老廃物を排出します。腹膜透析を行う前にお腹に透析用のカテーテルを埋め込む手術を行う必要があります。専用の機械を使用し、自宅で、自分で透析ができますので、血液透析に比べ通院回数を減らせることが大きなメリットです。
「血液透析」と「腹膜透析」、ご自分の生活スタイルに合った透析療法を選ぶお手伝いをさせていただきたいと思いますので、どうぞご相談ください。